ダイヤモンドは、主にベルギーやインドなどから輸入されます。
ブライダルダイヤモンドでは3EX(トリプルエクセレントカット)が人気ですが、3EXという最高の評価が与えられたダイヤモンドでも、細部の部分で甘いカットがなされているケースを数多く目にします。
当社のダイヤモンドは、バンコクの自社工場でダイヤモンドの輝きを最大限に引き出す精密なカットが施され、熟練工による厳密な検品が行われた後に国内市場に供給されています。
また、当社は買い付けから販売まで一貫して自社で行う国内では稀有な会社であり、
お客様に安心してダイヤモンドをご購入いただけるようトレーサビリティ体制を確立しております。
加盟国を経由するすべてのダイヤモンド原石について
「紛争に関わらない」ことを証明する国際認証制度。
不正には開封できない容器の使用を義務付け、紛争と関係のない地域から供給されていることを示す原産地証明書(キンバリープロセス証明書)が添えられます。
ダイヤモンドの買い入れ先はキンバリープロセス証明制度に参加している国に限られており、当店では紛争とは関係のないダイヤモンドのみを取り扱っております。
ダイヤモンドが人道的かつ、環境に配慮して採掘・カットされることが当たり前な社会を目指し活動しているNPO法人です。
サプライチェーンに関わる労働者の労働環境改善や地位向上を図ること、ダイヤモンド業界における取引が、道徳的で公平なものになるように働きかけることをミッションに活動しています。
東京真珠は会員としてこの活動を応援しています。
ダイヤモンドの価値は4Cで評価されますが、原石の質により4Cでは測りきれない
美しさの違いが現れます。
実際、同じ4C評価であっても特定の産地で採掘されたダイヤモンドは、透明感に違いがあることが世界各国のダイヤモンドバイヤーの間で広く知られています。
当社では、結晶構造が分子レベルで均一に整った原石がより多く産出される産地のダイヤモンドを中心に扱っております。
そういった原石は研磨前から純粋でピュアな美しさを持ち、整った結晶構造ゆえに加工がしやすく仕上がりもきれいになります。
東京真珠のダイヤモンドならではの美しさをぜひ一度ご覧ください。
ダイヤモンドの評価基準である4つのポイントを簡単に説明いたします。
ダイヤモンドの重さはカラット(Ct)で示されます。1Ctは0.2g、これはギリシャ時代に天秤の重りで使われていたイナゴ豆(キャロブ)が語源で、
キャロブ一粒が0.2gだったことに由来しています。下記の写真はカラット別にみるダイヤモンドのおおよその大きさです。
ダイヤモンドは無色透明に近いほど価値があります。 グレードはDからZまでの23段階、黄色や茶色味が加われば加わるほど価値が下がります。
クラリティとは透明度のことで、宝石に特有の内包物やキズが無く透明度の高いものほど価値があります。
大抵のダイヤモンドは結晶する時にできた内包物やキズを持っていますが、それは自然が与えたダイヤモンドの指紋のようなもので、
言わば天然ダイヤモンドの証でもあります。グレードはFlawlessからI₃まで11段階に格付けされます。
ダイヤのより美しい輝きを求めて、人類は様々なカットを編み出してきました。その歴史は14世紀まで遡り、当時はダイヤ粉とオリーブ油を混ぜた研磨剤を
革に付け、原石を強く擦りつけて削ったとのことです。
17世紀にイタリアの研磨師が58面のブリリアンカット
を考案。その後、ユダヤ人数学者のトルコウスキーがブリリアンカットの輝きを最大限に引き出すプロポーションを割り出し、現在に至ります。
カットはダイヤモンドを美しく輝かせるための最も重要なポイントで、プロポーション、シンメトリー、ポリッシュの3つの要素の総合で評価されます。
この3つの要素が全てExcellent評価のカットは、トリプルExcellentと呼ばれ、特に希少性が高いものとされております。