Timeless Classic
 ~世代を超えて愛されるパールネックレス~

パールネックレスは、上品で控えめな輝きを持ち、幅広いシーンで活躍するジュエリー です。パールの柔らかな光沢は、身に着ける人に清楚で知的な印象を与えるため、普段のお洋服にもフォーマルなシーンにも幅広く合わせることのできる特別な存在です。
特にその場に合った装いが求められる冠婚葬祭には、 パールネックレスが最適なジュエリーです。結婚式や披露宴では、一連のパールネックレスが華やかさを添えつつも上品さを保ち、フォーマルドレスとの相性も抜群です。一方、葬儀などの弔事では、 ホワイト系やグレー系のパールを一連でシンプルに身に着けることで、悲しみの場にふさわしい落ち着いた印象を与えます。
パールネックレスは「華やかさ」と「控えめさ」という相反する印象を絶妙に兼ね備えているジュエリーの代表とも言えます。
年齢や時代を問わず、パールはどんな装いにも自然に馴染むため、一本持っておくと長く使える万能な定番アイテムです。

パールネックレス

パールネックレスの選び方

真珠の大きさや形、ネックレスの長さによって、印象は大きく変わります。

小さめのパール

若々しく爽やかな印象になります。フォーマルな場面でも品よく使えます。クラスプ(留め具)を少しカジュアルなデザインにすると、普段使いもしやすくなります。


やや大きめのパール

落ち着きと華やかさを兼ね備え、冠婚葬祭はもちろん、セレモニーや食事会など幅広いシーンで活躍します。


大粒のパール

重厚感があり、格調高い場でも気品ある存在感を放ちます。
また、ネックレスの長さでも印象が変わります。少し短めにすると可愛らしく若々しい印象に、少し長めにすると首まわりに余裕が生まれ、優雅で上品な雰囲気を演出できます。


形やデザインで選ぶ

フォーマル向け

ゆがみの少ない丸いパールや色合いの揃ったネックレスがおすすめです。


カジュアル向け

ドロップシェイプやバロックシェイプなど個性的な形のパールや、色・大きさの異なる珠を組み合わせたマルチタイプの スタイルやシーンに合わせて数種類のネックレスを持っておくと、使い分けができて便利です。


TPO(場面)に合わせて

結婚式やパーティー

ホワイト系やピンク系のパールが華やかさを添えてくれます。 結婚式のようなお祝いの場では、二連のネックレスは「幸せが重なる」という意味で縁起が良いとされています。
デザイン性のあるタイプでも着用できますが、招待される立場では 派手すぎるネックレスは控えた方が良いでしょう。


葬儀や法事などの弔事

一連の白いパールネックレスが基本です。粒の大きさは控えめで、装飾のないシンプルなものが適しています。
二連・ロング・ゴールドの金具などはマナー違反とされる事があるため注意が必要です。
「バロックパール」と呼ばれる形が不揃いなパールも、弔事では避けた方が良いしょう。
最近では、ナチュラルブルーカラーのアコヤ真珠や黒蝶真珠を着用される方も多く見受けられます。


入学式・卒業式・面接(受験の保護者として)

顔周りを明るく見せるホワイト系のパールが人気です。落ち着いた輝きが、知的で洗練された印象を与えてくれます。


普段使い・ビジネスシーン

少し短めで小粒、デザイン性のあるネックレスは普段の服にも合わせやすく、カジュアルなコーディネートでも違和感なく使えます。


真珠を選ぶ時の6つのポイント
真珠の品質を決定する要素=形・巻き・キズ・照り・色・大きさ

  1. 真円 ( ラウンド ) に近いものほど評価が高くなります。
    大きく分けるとラウンド→セミラウンド→オフラウンド→バロックの順で評価されます。
    ただしバロックは真珠層が厚いために変形が多く、形以外の品質が高いものがあります。

  2. 巻き

    巻きとは真珠層の厚さのことです。真珠は核と呼ばれる丸く加工した貝殻を貝に入れて養殖します。
    その核の周りに幾重にも積み重なったものが真珠層であり、真珠の耐久性や色、テリ ( 輝き ) に関係しています。
    巻きの厚い珠ほど耐久性に優れ、真珠層が規則正しく均一に積み重なっているとテリが良くなります。

  3. キズ

    シワやえくぼ ( へこみ )、突起など、真珠表面の平滑さを損なうものをキズと言います。
    貝が自然の中で作るものなので無キズの珠はないと考えて良いでしょう。着用時には目立たないキズが多いため、 ご自身が手に取って見たときに納得できるものを選ぶことが重要です。
    また、キズがあるからと言って、キズが広がることや耐久性に影響を及ぼすことはありません。

  4. テリ

    テリとは真珠が反射する光の質 ( 輝き ) のことです。テリの良い珠は、反射が明るく金属的なシャープな輝きを放ちます。
    真珠層の光透過性が高く、大きく薄いアルゴナイトの板状結晶が規則正しく均一に積み重なっている場合、テリが良くなります。
    真珠本来のテリとは、深みのある柔らかな光沢です。最近は巻きの薄い珠でもテリを良く見せるため、徹底して表面研磨される ことがあります。
    単にテリが良いだけで耐久性のない珠もあるため、深いテリがある珠であるか見極めが大切です。

  5. 真珠の色は貝自体の持つ色味である実体色と光の作用によって見える干渉色があります。
    実体色・・・一つ一つの貝が持つ真珠表面の色。ホワイトからホワイトピンク、黄色味のある色まで様々です。
    干渉色・・・光の反射・屈折・干渉の作用が影響し真珠に現れる色。
    特に光の干渉作用は、シャボン玉が綺麗な虹色に見えるのと同じ現象です。
    真珠層の生成が良好な場合に干渉色が強くなり、色の深みが増します。

  6. 大きさ

    直径 2 ~ 10mmが主なサイズです。サイズが大きい核は貝が吐き出す確率も高くなるため、9mm以上は産出量が少なくなり、10mm以上はとても希少となります。
    8.0mm 以上が大珠と呼ばれ価値が上がります。
    またネックレスの場合、連相という評価が加わります。ネックレスを構成する真珠の品質が整っているものは、 連相が良いと評価されます。色・テリ・サイズが整うことで美しいネックレスになります。
    連相の良い美しいネックレスを組むためには、数多くの真珠を持っていることが重要です。
    組残りといいネックレスに組めなかった珠が残ることを嫌う業者もいる中、東京真珠では可能な限り美しい
    ネックレスを目指し、連組をおこなっているので、その連相の美しさは業界内でも定評があります。

  7. アコヤ真珠のサイズ目安
    ラウンド
    巻き
    奥行きがある色が出ているもの
    0.4mm以上という見解もありますが、必ずしも上質であるとは限りません。
    キズ
    無傷・微小のもの
    テリ
    反射が明るくシャープな輝き
    ホワイト系のピンクやグリーン
    虹色がかった輝き ( 干渉色 ) が強いもの、立体的な色の奥行きがあるもの
    大きさ
    他の品質が同等であれば大きいサイズのもの

    上記の中で色、大きさはお好みによる部分もあると思います。 形やキズについてはご自身が近くで見たときにどの程度まで気になるかが判断基準になります。
    最も重視すべき点はテリで、東京真珠では深みのあるシャープな輝きの真珠をおすすめしております。

大卸である「東京真珠」の強み

パールネックレス累計販売数 20,000 本以上

東京真珠ではジュエリー業界大手の真珠大卸という立場を活かし、これまでに真珠ネックレス累計 2 万本以上 ( 小売販売のみ ) を 販売してきました。
近年ではインバウンドのお客様にも好評を頂き、本国へのお土産としてパールネックレスを購入される方が多く見受けられます。

自社内でネックレス加工が可能

ネックレス加工の職人が社内にいることも弊社の強みの一つです。
その場でネックレスのお仕立て方法や長さなどのご相談も可能です。

真珠のプロがお客様をサポート

東京真珠ショールームでは経験豊富なスタッフが、お客様の目線に立ち、 様々な評価の真珠を見ながらお客様の目線で真珠について お話をします。
お客様に合わせた最適なネックレスを選ぶサポートが 出来るのは、大卸である東京真珠ならではのスタイルです 。

よくあるご質問

真珠の知識

A. 海に生息するあこや貝、白蝶貝、黒蝶貝、淡水に生息する池蝶貝などから採取されます。

A. 主な産地は三重、愛媛、長崎です。

A. 形、真珠層の巻きの厚さ、テリ(光沢)、キズ、仕上げなどを評価します。

A. テリとは真珠の輝きのことです。真珠層が均等に、厚く、なめらかに積み重なった真珠は美しい輝きを放ちます。

A. 真珠を作るための貝を育成し、真珠を形成するための核を人の手によって入れることで、真珠を作っています。

A. 真珠同士を優しくこすってみてください。少しざらざらとした感触があれば本物の可能性があります。つるつるとした感触は偽物の可能性が高いです。

A. 養殖真珠は「核」という、貝殻を丸く削ったものを貝に入れ真珠を作ります。「核」を入れず、自然にできたものが天然真珠です。

A. 丸や楕円でない、不規則な形をした真珠のことです。

A. アコヤ真珠・黒蝶真珠・白蝶真珠は海に生息する貝が作る真珠で「核」があり、強いテリ(光沢)があります。(養殖真珠の場合)
淡水真珠は湖などの淡水に生息する貝が作る真珠で「核」がなく、柔らかいテリが特徴です。(近年では「核」のある淡水真珠もあります)

A. 色は真珠貝のもつ色素により決まる部分が大きいですが、形に遺伝的な性質は関係ありません。

選び方

A. 一般的に7.0mmから8.5mmサイズが多く流通しております。

A. 年齢や体型により似合うサイズが変わります。また、用途によってデザインが違います。詳しくは「真珠の選び方」をご覧ください。

A. 華美なデザインや色でない、シンプルな1連のものが好ましいとされています。

A. リングはサイズ選びが難しいので、ペンダントやイヤリング・ピアス、ブローチ等をおすすめいたします。

値段

A. 真珠の大きさ、テリ(輝き)、マキ、色、形、キズなどの要素で値段が決まります。
こちらのページに詳しく記載しております。

A. 冠婚葬祭用のネックレスは149,800円からご用意しております。

A. 真珠の養殖は母貝と呼ばれる貝を育てるところから始まります。真珠が取れるまでに3~4年の歳月がかかり、取れた真珠をジュエリーの為に加工をします。核を母貝に入れる作業や取り出す作業、貝の手入れなどすべて手作業で行います。真珠を作るために長い年月とたくさんの手間がかかっているため、真珠は高価になるのです。

A. サイズは小さくても、大きな真珠を作ることと手間は変わりません。特にネックレスを作るには、多くの珠が必要となり、穴あけや連組は大きい真珠よりも大変なので、ベビーパールは高価になります。

A. ピアスの珠は片穴と呼ばれ、穴が片方にしかあいていません。ネックレスは貫通珠と呼ばれ穴が貫通し2か所穴があいています。そのため、穴をあける前に選別されるきれいな珠は指輪やピアスに使用される為、珠自体が高価になります。

お手入れ

A. 使用後に必ず乾拭きをしたあと、ケースに入れ高温多湿を避けて保管してください。より長くきれいな状態でお使いいただくために3~5年に一度糸の交換をおすすめしています。

A. 化粧品や香水などがつかないよう最後に身に着けてください。また、使い終わった後はしまう前に必ず乾拭きをしてください。

A. 真珠は他のジュエリーと一緒にせず、ケースやジュエリーポーチにいれてお持ち運びください。

A. 正しいお手入れをしていただく事で長くご愛用いただけます。

A. 可能です。デザインによっては難しい場合もございますので、ご相談ください。

その他

A. シルバー、K18イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナ、チタン等をご用意しております。

A. 汗などで黒く変色することがあります。ロジウムのメッキをかけることで、変色を防ぐことが可能です。

A. 是非普段からお使いください。